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【  2013年07月  】 

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第5章 お妃教育 10

美理衣&ルーゼン 第5章  お妃教育(完結)

2013.07.31 (Wed)

 「私、お妃教育もこれからちゃんと頑張りますから! あ、あの、頑張るだけじゃなくてちゃんとできるようにしますから!」「いや、お前は今までもよく頑張ってた。これ以上頑張らなくていい」「でも…」「今までのスケジュールにもともと無理があった。今後はもう少し余裕を見た時間割を作るから、その中で頑張ってくれ」「すみません…」 美理衣は自分の力不足のせいでルーゼンに時間割を作り直してもらうのが申し訳なく感じた。「...全文を読む

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第5章 お妃教育 9

美理衣&ルーゼン 第5章  お妃教育(完結)

2013.07.30 (Tue)

  ルーゼンの部屋でシャワーを浴びさせてもらい、ルーゼンと共にベッドに入った。 優しく抱かれ、久しぶりのルーゼンの身体のぬくもりに、美理衣は幸せを感じた。「もう2度と出してもらえないと思いました」 ルーゼンに抱きしめられながら、美理衣は言った。「そう思わせる程度には閉じ込めておいた。――どれくらい地下牢にいたと思う?」「時間の感覚が分からなくて…。一ヶ月か一ヶ月半くらいですか…?」「5日だ」「えっ!? ...全文を読む

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第5章 お妃教育 8

美理衣&ルーゼン 第5章  お妃教育(完結)

2013.07.29 (Mon)

 「……ロウ、1分後にドアを開けろ」「かしこまりました」 中に美理衣とルーゼンを残して、扉が閉められた。「あの…」 戸惑う美理衣を無表情で見下ろしていたルーゼンだったが、扉が閉まった途端、突然耐え切れなくなったかのように笑い出した。「えっと…あの…」 突然笑い出したルーゼンにさらにうろたえる美理衣。「全く、笑いをこらえるのに苦労したぞ。もう私にキスしてくれないんですかって、何を言い出すのかと思った」「す...全文を読む

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第5章 お妃教育 7

美理衣&ルーゼン 第5章  お妃教育(完結)

2013.07.28 (Sun)

  扉が開く音がした。今日は着替えの日か。 ゆっくりと硬いベッドから身体を起こすと、そこにはルーゼンが立っていた。後ろにロウの姿も見える。 美理衣は慌てて起き上がった。「何度も俺を呼んでいたそうだが? 水晶の女神像の保有者殿。何か用か?」 ルーゼンの言い方は冷たかった。 水晶の女神像の保有者殿…。もうミリーとは呼んでもらえないんだ…。 そうか、もう私自身に用はないんだった。涙がこぼれ落ちた。「どうした...全文を読む

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第5章 お妃教育 6

美理衣&ルーゼン 第5章  お妃教育(完結)

2013.07.27 (Sat)

  もう何十回同じ食事を食べただろうか。 段々、食事が味気なく感じられ、ますます食欲もなくなってきたが、義務的に食べた。 着替えを運んでくるメイドには毎回ルーゼンと話せるように頼んだが、返答はなく、ルーゼンもロウも一向に来る様子はなかった。 地下牢にいる者の言葉など、ルーゼンの耳には届いてないのかもしれない。 もう2度と出られないんだ…。美理衣はそう感じた。 もう2度と…ルーゼンと会えないんだ…。 も...全文を読む

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第5章 お妃教育 5

美理衣&ルーゼン 第5章  お妃教育(完結)

2013.07.26 (Fri)

  3日目か4日目かもう分からなくなった頃、扉の開く音がした。「………!」 思わずベッドで横になっていた身体を起こす。「着替えでございます」 前に来たメイドだった。やはり後ろには警備員が立っている。「すみません、ルーゼン様かロウさんを呼んでいただけませんか!?」 メイドは無言のまま、前に着ていた服を床から拾い上げ、地下牢から出ていこうとした。「待ってください!」 美理衣は思わずメイドの腕を掴んだ。「お...全文を読む

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第5章 お妃教育 4

美理衣&ルーゼン 第5章  お妃教育(完結)

2013.07.25 (Thu)

  いつの間にか眠っていたようだ。カシャンと食事が差し出される音に気づいて目が覚めた。「すみません! ルーゼン様を呼んでいただけませんか!?」 美理衣はとっさに扉の向こうの相手に呼びかけた。だが、扉の向こうからの返答はなかった。 その後の2食とも、食事の差し入れ時になんとか扉の向こうの相手とコンタクトを取ろうとしたが、相手は無言のままだった。 これで丸1日誰とも会話していないことになる。 着替えも毎...全文を読む

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第5章 お妃教育 3

美理衣&ルーゼン 第5章  お妃教育(完結)

2013.07.24 (Wed)

 目が覚めると、すでに朝食が食事用の差し出し口に置かれていた。窓も時計もないので、今が朝の何時なのか分からない。 冷めた朝食を食べ、食器を差し出し口に戻した。 しばらくすると、扉の開く音がした。 出られる! 思わず、安堵のため息をつく。 扉が開くと、そこにはメイドがいた。後ろには警備員も立っている。「着替えの服です。着替えたものは次の着替えの日にお渡しください」 メイドはそう言うと、洋服一式を差し出...全文を読む

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第5章 お妃教育 2

美理衣&ルーゼン 第5章  お妃教育(完結)

2013.07.23 (Tue)

  そんな生活が丸2週間経ったある夜、夕食後にワルツのダンスの授業が入った。 普段のダンスの授業では専任の先生がつくことが多いのだが、この日はルーゼンの部屋を片付けて(ボタン1つでソファーとテーブルが床に沈み、平らなフローリングが出てくることを美理衣は初めて知った)、ルーゼンが相手をした。「あっ……!」 足がもつれて倒れそうになる美理衣の身体をルーゼンが支えた。それと同時にもう何十回目かの叱責が飛んだ...全文を読む

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第5章 お妃教育 1

美理衣&ルーゼン 第5章  お妃教育(完結)

2013.07.22 (Mon)

  それは、突然始まった。 ある朝、美理衣がベッドで朝食を済ませ、ルーゼンの寝室から出ると、ルーゼンが言った。「ここでの生活も慣れただろう。今日からは公務の間に妃教育を受けてもらう」「妃教育…ですか?」「そうだ。前にも言ったが、この国の歴史を始め、隣国との関係及び国際情勢や外交儀礼などは最低限しっかり覚えてもらう。加えて妃にふさわしい礼儀作法、会話、立ち居振る舞いなどもだ」 そう言えば、以前、各食器...全文を読む

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読切! 英単語帳の彼(高校生ピュア恋愛) 1話完結 オリジナル小説トーナメント準優勝

★読切!(ショートショート・短編) 高校生の恋愛・大人の恋愛・ ファンタジー等

2013.07.21 (Sun)

 「1人? 良かったらお茶しない?」 いつもなら顔も上げず、無視して通り過ぎるところだが、友達との待ち合わせ場所まで来てドタキャンのメールを受け取り、むしゃくしゃしていた希美(のぞみ)は、なんとなく相手の顔を見上げた。そして――驚いた。 声をかけてきた相手は、毎朝の通学電車で希美と同じ車両に乗っている別の高校の生徒だった。 電車の中の彼は、有名進学校の制服を着て、いつも熱心に英語の単語帳を読んでいた。...全文を読む

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「生徒会長様!」(月と夏目漱石)最終話(全6話)

「生徒会長様!」1(月と夏目漱石)【全6話完結】

2013.07.21 (Sun)

 「……もう日も落ちるな。帰るか」「あ! はい!」 瑠禅の低い声の響きを心地良く感じていたら、いつの間にか時間が経っていたらしい。慌てて帰る支度をする。「あの…本城先輩は…」「俺がミリーと呼んでるからお前も瑠禅でいい」「え? あ、はい…。あの、瑠禅先輩は、どこの駅までですか?」「俺は穀央だ」 穀央…。美理衣よりも数駅先の駅の名前だ。「お前は、火芽で降りるんだよな?」「あ、そうです」「いや、毎朝、同じ電車だ...全文を読む

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「生徒会長様!」(月と夏目漱石)第5話(全6話)

「生徒会長様!」1(月と夏目漱石)【全6話完結】

2013.07.20 (Sat)

  放課後。クラスメイトたちには羨ましがられながらも、美理衣は、渋々生徒会室のドアをノックして中に入った。 待ってると言っていたはずの朗の姿はなく、中は瑠禅が一人いるだけだった。「あれ…高木先輩は、まだですか?」「ロウは今日は用事だと。デートだろ、どうせ」 パソコンに向かったまま、顔も上げずに瑠禅が答える。「あ! 実は私も今日は用事で…」 咄嗟に思いついて言ったものの、瑠禅に却下された。「ダメだ。お前...全文を読む

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「生徒会長様!」(月と夏目漱石)第4話(全6話)

「生徒会長様!」1(月と夏目漱石)【全6話完結】

2013.07.19 (Fri)

  生徒会室は、部室などが入っている別棟にあった。 朗がノックして中に入る。「高木です。秋津風さんを連れてきました」「ああ」 並べられた机の上に行儀悪く両足を乗せていた瑠禅が美理衣を見た。目が合った瞬間ドキッとした。確かに…かなりカッコイイかもしれない。 瑠禅は両足を机から降ろし、姿勢よく座り直した。「秋津風。こっちへ来い」「はい…」 美理衣は心臓がドキドキしたまま瑠禅の座っている机へ向かった。 瑠禅...全文を読む

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「生徒会長様!」(月と夏目漱石)第3話(全6話)

「生徒会長様!」1(月と夏目漱石)【全6話完結】

2013.07.18 (Thu)

  昼休み、結衣ともう一人の友達である友美と3人で昼食を食べ、そのまま談笑していた美理衣は、クラスの別の女子に声をかけられた。「秋津風さん! 2年生のすっごいイケメンが秋津風さんを呼んでるんだけど、知り合いなの!?」  驚いて教室の入口を振り返る。そこにはスラリと背の高い美少年が立っていた。美理衣と目が合うと、彼は爽やかな笑みを浮かべた。「えっと…。知らない人なんだけど…。私を呼んでるんだよね?」「う...全文を読む

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「生徒会長様!」(月と夏目漱石)第2話(全6話)

「生徒会長様!」1(月と夏目漱石)【全6話完結】

2013.07.17 (Wed)

  結局、あの3年生は誰だったんだろう…。 新入生歓迎の挨拶をするということは、役員か何かやっているんだろうか。「美理衣、おはよー」 友達の結衣が教室に入ってきた。「結衣、おはよう。ね、入学式の時、新入生歓迎の挨拶した人って誰だったか覚えてる?」 早速、美理衣が結衣に尋ねると、結衣は驚愕の表情を浮かべた。「って、美理衣、覚えてないの!?」「うん…多分校長先生か教頭先生の挨拶辺りから、もう退屈で居眠りし...全文を読む

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「生徒会長様!」(月と夏目漱石)第1話(全6話)

「生徒会長様!」1(月と夏目漱石)【全6話完結】

2013.07.16 (Tue)

 全6話(4887文字) ―後から聞いたらこの男は年が年じゅう赤シャツを着るんだそうだ。妙な病気があったものだ― (角川文庫 夏目漱石「坊ちゃん」より引用) 妙な病気。美理衣は思わずクスッと笑ってしまった。この主人公の「おれ」は、いつもなかなか洒落た表現をして、今の時代に読んでも十分面白い。「おいっ!」 いきなり後ろから肩を強く掴まれ、美理衣は驚いて本から顔を上げた。すぐ目の前には電柱があった。「電柱と正...全文を読む

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読切! ラブレター(高校生の恋愛) 一応1話完結

★読切!(ショートショート・短編) 高校生の恋愛・大人の恋愛・ ファンタジー等

2013.07.15 (Mon)

 ※あの、イラストが同じなので分かりにくいのですが、昨日の「吟遊詩人アルス」はリクエストをもらい、もう1話更新したので、合計2話あります。パッと見、「あ、同じだ」と思われそうなんですが、まあ、アルスが女性を落とすというのは同じなんですが(笑)良かったら2つ続けて読んでいただけると嬉しいです。以下、「ラブレター」本編。 古典的だけど。 直接、告る勇気はなかったから。 下駄箱に入れた。ラブレター。 高2...全文を読む

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単発! 吟遊詩人アルス 2 (1話完結)

吟遊詩人 (SS/現在2話)

2013.07.14 (Sun)

 前回の記事「吟遊詩人アルス」の続きです。 昨夜、国王から宮殿に泊まることを許され、 若く美しい妃の心を掴んだ吟遊詩人アルスは 妃の寝所に招かれ、妃を抱いて眠った。 何も知らない国王は、宮殿で歌を披露してくれた礼にと大金をアルスに渡した。 ――あの老いぼれ王には、もったいない妃だったな 昨夜の若い妃の柔肌を思い出す。 ――さて、今夜はいい宿を探すか 街を歩いていると、髪の毛を頭の上で1つにまとめた女を見...全文を読む

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単発! 吟遊詩人アルス (1話完結)

吟遊詩人 (SS/現在2話)

2013.07.14 (Sun)

 吟遊詩人アルス。眉目秀麗で武術も得意という若き吟遊詩人。頭も切れるが、実は女好き。 眉目秀麗で武道にも秀でるという若き吟遊詩人アルスの噂は、この街にも広まっていた。 ある夜、アルスはこの街の宮殿に呼ばれ、年老いた王と若く美しい妃の前で、竪琴を奏でながら、美しい歌を次々に披露した。「アルス、そなたの歌は誠に素晴らしい。今宵は宮殿に泊まっていくことを許す。妃よ、私は忙しいので失礼するが、お前はもっとア...全文を読む

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第4章 番外編 ピュア・プリンセス

美理衣&ルーゼン 第4章  襲撃(完結)

2013.07.13 (Sat)

 「ラガバルト、あなたは将来国王になるのよ。国王になれば、この国のものは全てあなたのものになるわ。あなたの思い通りに動かせるの」 物心ついた時にはすでにこの言葉が、毎日どころか一日中繰り返し言われていた。母親によって。「ロウやルーゼンなどはあなたの敵じゃないわ。母親もろとも私が片付けてあげる」 それも何度も聞いていた。 一方で、ラガバルトが6歳くらいになった頃だろうか、密やかにこういう声も聞こえるよ...全文を読む

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第4章 襲撃24(最終話)

美理衣&ルーゼン 第4章  襲撃(完結)

2013.07.12 (Fri)

 「本当に大した姫だったな。俺が口を出すまでもなく、ラガバルトに襲撃を自白させた上で、誓約書の内容の約束までさせた。……お前も見習えよ? そのつもりで同席させたんだから」 部屋に戻り、ルーゼンがそう言った。リオラは退勤時刻の5時が過ぎたのですでに下がらせていた。 美理衣はルーゼンの向かいに座り、ロウが淹れてくれた紅茶を飲みながら、一応大人しく頷いた。あのような妃になれる自信はなかったが。「本当にいい王...全文を読む

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第4章 襲撃23

美理衣&ルーゼン 第4章  襲撃(完結)

2013.07.11 (Thu)

 「私、全て国王陛下にうかがいました。ラガバルト様が王位を狙って、陛下やお妃様の暗殺を企てていたとのこと。それをお聞きし、私は自ら望んで地下牢におりました。ルーゼン国王陛下は立派な国王陛下です。それなのに、そうまでしてラガバルト様は王位が欲しかったのですか!?」「俺が王位につけば、この国のものは全部俺のものになる。だから襲撃させたんだ。俺が国王になれば、国民の全てが俺を敬い、欲しい物は何でも手に入る...全文を読む

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第4章 襲撃22

美理衣&ルーゼン 第4章  襲撃(完結)

2013.07.10 (Wed)

  長い沈黙が流れた。「交渉決裂、か。ではお前の寵姫は俺がもらう」 そう言ってルーゼンがソファーから立ち上がろうとした。慌てて美理衣も立とうとする。「待て! ……分かった。条件を飲むから早く妃を返せ!」「その前に誓約書にサインしろ」 ロウが誓約書を渡した。渋々といった感じで、ラガバルトがサインをする。 ルーゼンが誓約書を受け取り、ラガバルトのサインを確認した上で、ロウに姫を連れてくるように伝え、ロウが...全文を読む

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読切! 重なる時は重なる(OL。大人の恋愛) 1話完結

★読切!(ショートショート・短編) 高校生の恋愛・大人の恋愛・ ファンタジー等

2013.07.09 (Tue)

 「上川さん、これWordで入力して持ってきてくれる?」「はい、分かりました」 次長がA4の用紙5枚に手書きでぎっしり書いた原稿を持ってきた。今日の午後の会議で使う資料だ。 これだけの量なら手書きよりパソコンの方が明らかに効率も良いと思うのだが、次長はパソコンの類を使えない。厳密に言うと、とりあえずWordで文字入力することは何とかできるが、体裁を整えることができないため、文頭が揃わず、なぜかフォントも字の大...全文を読む

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第4章 襲撃21

美理衣&ルーゼン 第4章  襲撃(完結)

2013.07.09 (Tue)

  夕方4時、ルーゼンはロウと美理衣、それにリオラを連れて応接室へ向かった。 応接室の前には、ラガバルトのボディーガードらしい男2人がルーゼンの部下たち数人に見張られていた。 応接室には、20歳くらいの男が座っていた。皆父親似なのだろうか、涼しげな目元とくっきりとした端正な顔立ちはルーゼンやロウに似ていたが、その男はルーゼンやロウよりはかなり背が低く、小太りな印象だった。 その男が4人を見るなり声を上...全文を読む

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第4章 襲撃20

美理衣&ルーゼン 第4章  襲撃(完結)

2013.07.08 (Mon)

  翌朝、美理衣はルーゼンのガウンを借りて朝食を食べた。美理衣の服は昨日ルーゼンが引き裂いてしまったからだ。 朝食を食べ終わり、ルーゼンの部屋へ行くと、ルーゼンは電話中だった。 ロウが美理衣をソファーへ座らせ、言った。「お電話が終わるまで、しばらくお待ち下さい。ラガバルト様とのお話中です」「ラガバルトさんと…!? ラガバルトさん、条件を飲むことになったんですか!?」「いえ、その交渉中でございます。――...全文を読む

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第4章 襲撃19

美理衣&ルーゼン 第4章  襲撃(完結)

2013.07.07 (Sun)

 「ラガバルトさんの…お妃様は美人でしたか?」「まあ、美人だが、絶世の美女というほどではなかったな。――舞踏会の時のお前の方がずっと綺麗だった」 そう言うと、ルーゼンは美理衣の額にキスをした。「ラガバルトさんは、他にも何人も奥様がいらっしゃるんですか?」「ああ。今の時点で3人…いや4人だったかな」「……ルーゼン様も側室を持つんですか」「……お前、さっきもそれを聞いてたな。言っておくが、ラガバルトの寵姫を俺の...全文を読む

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第4章 襲撃18

美理衣&ルーゼン 第4章  襲撃(完結)

2013.07.06 (Sat)

 「――どうだ。仮にお前が同じように俺の元から拉致されたら、同じことができるか?」 一通り話し終わったルーゼンが美理衣に訊いた。「私…無理です…」 一晩の間だけだとあらかじめロウに伝えられていても、あの地下牢にいるのは心細くて怖かった。そのことを思い出すと、その姫はすごい人だと思った。拉致された身でありながら、毅然とした態度を貫くのも美理衣には真似できないと思った。「おいっ!」 ルーゼンが美理衣の頭を小...全文を読む

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第4章 襲撃17

美理衣&ルーゼン 第4章  襲撃(完結)

2013.07.05 (Fri)

  地下牢に連れてこられたラガバルトの寵姫はこれ以上にないほど怯えていた。 それは無理もない。連れていた護衛の者の全てを倒され、拉致されて王宮に連れてこられた上、何の説明もないまま、狭く窓すらない暗い地下牢に閉じ込められたのだから。 そこに身長180cmを超える大男が2人やってきた。ルーゼンとロウだ。姫は2人を見て、恐怖のあまり声も出せないほど震えていた。 ルーゼンは、姫の様子から、話も聞き出せないほど怯...全文を読む

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Sha-La

Author:Sha-La
普段はうつ病カテに棲んでいます。。。

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