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【  2013年11月  】 

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「生徒会長様!」5(メールアドレス)第6話 (全6~8話くらい予定)

「生徒会長様!」5(メールアドレス)(全6~8話予定)

2013.11.30 (Sat)

  放課後、美理衣は生徒会室のドアをノックするのを躊躇していた。 せっかくの朗先輩からのお誘いを断って…朗先輩、気を悪くしてないだろうか。 それに…。このメールのやり取りは、瑠禅先輩はどこまで知っているんだろう…。 美理衣はためらいがちに、ノックをして生徒会室に入った。「あ、ミリーちゃん、お昼は変なメール送ってごめんね」 サラリと爽やかな笑顔で朗が言った。 瑠禅は相変わらず無表情でパソコンに向かってい...全文を読む

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孤独なマジシャン 第22話 「嘘」

孤独なマジシャン 現代ファンタジー (全28話完結)

2013.11.27 (Wed)

 「おはようございます、桃花さん」 気付くと星魔が私の猫の頭を撫でてくれていた。私は挨拶代わりに星魔の頬に頭を摺り寄せてから、星魔の頬をペロリと舐めた。 星魔はベッドに座り、私を抱き上げて膝の上に乗せた。そして、私の頭を撫でながら、私をじっと見つめた。「……どうしたの?」 私は星魔を見上げた。「いえ。桃花さんは猫になっても可愛いなと思いまして。白がよくお似合いだ」 星魔はそう言って微笑み、私を床に降ろ...全文を読む

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「生徒会長様!」5(メールアドレス)第5話 (全6~8話くらい予定)

「生徒会長様!」5(メールアドレス)(全6~8話予定)

2013.11.26 (Tue)

  やんわりと断ったつもりだったが、また朗からメールが来た。『じゃあ、もし、瑠禅会長がミリーちゃんと休日に2人で会いたいって誘っても断る?』 ドキッとした。瑠禅先輩が私を誘ってくれたら…? 想像してみた。 ……もしかしたら、断らない、かもしれない。 いや、でもそれは! 生徒会長だし…。瑠禅先輩は強引だから断りきれないというか…。「ミリーちゃんからの返事、来なくなっちゃったなあ」「呆れられたんじゃないのか...全文を読む

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孤独なマジシャン 第21話 「夜」

孤独なマジシャン 現代ファンタジー (全28話完結)

2013.11.25 (Mon)

  夜の10時ちょうどに星魔がやってきた。「わがまま言ってごめんなさい……」 ベッドから立ち上がり、檻の入口まで星魔を迎えに行ったものの、さっきの自分の言葉が恥ずかしくて星魔を直視できなかった。 星魔はそんな私の顎を持ち上げ軽くキスをした。私は猫になって床に立っていた。星魔の足に体を摺り寄せてみる。 星魔は軽く笑って、私を抱き上げ、ベッドへ連れて行った。 星魔がベッドに横たわり、私も星魔の隣に猫の体を...全文を読む

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「生徒会長様!」5(メールアドレス)第4話 (全6~8話くらい予定)

「生徒会長様!」5(メールアドレス)(全6~8話予定)

2013.11.24 (Sun)

 「あー。真面目だなあ」 携帯を見ながら朗が笑った。 朗と瑠禅は昼もいつも2人で生徒会室で昼食を済ませる。 教室にいると、周りの女子がうるさいからだ。「さっきから、何やってるんだ?」 瑠禅が訊ねる。「ミリーちゃんをデートに誘ってみました」「…………。で、何て」「聞きたいですか?」「言いたいんだろ?」「聞きたいくせに」「いいから、言え!」 朗は携帯を操作し続けながら答えた。「『瑠禅先輩と3人で生徒会の役員...全文を読む

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孤独なマジシャン 第20話 「気持ち」

孤独なマジシャン 現代ファンタジー (全28話完結)

2013.11.23 (Sat)

  その日は朝食も昼食も星魔と並んで無言で食べた。 そして夕食も無言で食べ終えた後、星魔が言った。「今夜は桃花2号さんを呼んでいますので。桃花さんはのびのびとお休みになってください」「まさか、私の人形を抱くの!?」「――ええ」「やめて!」 私は私の目の前で星魔と私の人形が濃厚なキスを交わした時の気持ちの悪さを思い出した。「私が作った人形を私がどう扱おうと私の勝手です」「でも……!」「それでは。おやすみな...全文を読む

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「生徒会長様!」5(メールアドレス)第3話 (全6~8話くらい予定)

「生徒会長様!」5(メールアドレス)(全6~8話予定)

2013.11.22 (Fri)

  翌日の昼休み、美理衣はいつもと同じように、同じクラスの結衣と友美と一緒にお弁当を食べていた。「あ、美理衣の携帯、光ってるよ」 友美が気づく。「あ、ホントだ。ありがと」 見てみると、朗からのメールだった。『ミリーちゃん、次の日曜日、空いてる?』「誰から?」 結衣が覗こうとしたので慌てて手で隠した。「あの、生徒会のことみたい」「あ、そっか! 美理衣って本城先輩や高木先輩のメールアドレス知ってるんだ!...全文を読む

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孤独なマジシャン 第19話 「答え」

孤独なマジシャン 現代ファンタジー (全28話完結)

2013.11.21 (Thu)

  起きるとまだ私の胸の上に黒猫が眠っていた。 そっと頭を撫でると喉をゴロゴロ言わせ始めた……起こしてしまっただろうか。 喉の下を撫でると、目を閉じたまま気持ち良さそうに顔を上にあげた。 星魔は猫にも懐かれたことはなかったと言っていたが、思えば、私もペットを飼った経験はないし、せいぜい人懐っこいノラ猫を撫でる程度で、今までこんなに猫に懐かれたのは初めてだった。まあ、猫といっても星魔なのだろうが、それで...全文を読む

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「生徒会長様!」5(メールアドレス)第2話 (全6~8話くらい予定)

「生徒会長様!」5(メールアドレス)(全6~8話予定)

2013.11.20 (Wed)

  高校の最寄駅までは3人同じ方向だが、途中で引っ越したという朗だけ反対方向の電車だった。 いつも、瑠禅は途中下車して、美理衣を自宅まで送ってくれている。 今日も自宅まで送ってもらう途中、美理衣の携帯が鳴った。 開けてみると、朗からのメールだった。『瑠禅会長は送り狼だから気をつけてね☆』「あ……朗先輩からでした」「あの野郎……早速……。なんて書いてあった!?」「えと……。瑠禅会長は送り狼だから気をつけてねっ...全文を読む

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孤独なマジシャン 第18話 「黒猫」

孤独なマジシャン 現代ファンタジー (全28話完結)

2013.11.19 (Tue)

  生まれが明治時代ということを告白したあとの星魔は、時折、食事の際などに自分の体験談などを話してくれるようになった。 まさに、生きる歴史というか……。 日本史でしか習わなかったようなことが本当に星魔の身の回りで起きたことだというのは、私にとって驚きであり、昔のことなのに新鮮な話に聞こえた。 一方で、星魔は現代社会の政治経済や文化についても詳しかった。「『仕事』や路上パフォーマンスをする際にも、何が今...全文を読む

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「生徒会長様!」5(メールアドレス)第1話 (全6~8話くらい予定)

「生徒会長様!」5(メールアドレス)(全6~8話予定)

2013.11.18 (Mon)

 「瑠禅会長―」 ある日の放課後、生徒会の議事録を眺めていた副会長の高木朗が生徒会長の本城瑠禅に言った。「なんだ」 瑠禅はパソコンを操作する手を止めずに聞く。「ミリーちゃんが生徒会に入って、生徒会、俺たち二人じゃなくなりましたよね?」「それが何だ」 書記兼会計の秋津風美理衣も、自分の名前を会話に出されて顔を上げた。「一応、緊急連絡網とか作ったほうがいいんじゃないですか?」「…………あ」 瑠禅が手を止めて...全文を読む

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孤独なマジシャン 第17話 「誤解」

孤独なマジシャン 現代ファンタジー (全28話完結)

2013.11.17 (Sun)

  私は檻に戻され、この屋敷内での元の大きさに戻してもらった。 星魔は鍵をかけて、部屋から去った。「永遠の孤独」……。今までもずっと。そして、もしかしたらこれからも終わることなくずっと。 それは私の理解をはるかに超えたものだった。星魔の気持ちを少しでも理解できると思った私の浅はかさが恥ずかしかった。 しばらくして、星魔が昼食を運んできた。「私も桃花さんとご一緒に食べても構いませんか?」「……ええ。どうぞ...全文を読む

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美理衣&ルーゼン 第8章 番外編 愛の告白 2

美理衣&ルーゼン 第8章  指輪(完結)

2013.11.16 (Sat)

  翌朝、ルーゼンはまだ眠ったままの美理衣にキスをしてから、寝室を出た。「おはようございます、ルーゼン様。ただ今コーヒーをお淹れ致します」「ああ」 ルーゼンはソファーに座り、ロウがコーヒーを淹れ終わるのを待った。「お待たせ致しました」「ああ。ありがとう」 淹れたてのコーヒーをソファーで飲む。ルーゼンのいつもの習慣だった。「……で、昨夜はどのように?」「……何がだ」「ちゃんとミリー様に愛の言葉をお伝えにな...全文を読む

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孤独なマジシャン 第16話 「秘密」

孤独なマジシャン 現代ファンタジー (全28話完結)

2013.11.15 (Fri)

  やはり朝方は寒いので、私は猫の体をピッタリと星魔にくっつけて眠っていた。頭や体を撫でられる感触がとても気持ちよかった。 だが、起きて、人間の姿になるとさすがに恥ずかしい。 顔を洗ってからベッドの端に腰を掛け、なんとなく照れくさくて星魔の顔を見られないまま朝食を食べ終わった私に星魔は言った。「桃花さん。ちょっと立ち上がってください」 よく分からないまま、私は立ち上がった。するとその瞬間、私は星魔に...全文を読む

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美理衣&ルーゼン 第8章 番外編 愛の告白 1

美理衣&ルーゼン 第8章  指輪(完結)

2013.11.14 (Thu)

  ルーゼンの姉であるエリーゼの誕生会の夜、先にシャワーを浴びた美理衣はいつものようにルーゼンのベッドの端に腰掛けて、ルーゼンが浴室から出てくるのを待っていた。 好きです。すごく。 帰り道の車の中で、ルーゼンに言った言葉を思い出す。ルーゼンに、いやそもそも、男性にそんなことを言ったのは初めてだった。今更ながら、顔が赤くなる。 でも、ルーゼンは自分をどう思っているのか。妃にしたのは、自分が水晶の女神像...全文を読む

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読切! 貴族たちの戯れ(大人の恋愛・欧州中世) 1話完結

★読切!(ショートショート・短編) 高校生の恋愛・大人の恋愛・ ファンタジー等

2013.11.13 (Wed)

 「では、私は少し出かけてきます。メアリー、寝室の掃除をお願いするわね」「かしこまりました」 豪華なピンク色のドレスに身をまとった若い貴婦人が寝室から出ていき、後には若い貴族の男とメアリーと呼ばれた召使の格好の若い女性が残された。 メアリーが、ふわふわの大きな羽根のついたはたきで軽く寝室の調度品のホコリを落としていると、不意に貴族の男が後ろからメアリーを抱きしめた。「旦那様……!」「メアリー。掃除はも...全文を読む

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孤独なマジシャン 第15話 「白猫」

孤独なマジシャン 現代ファンタジー (全28話完結)

2013.11.13 (Wed)

  22時ちょうどに星魔はいつもの黒いガウンを着て部屋に来た。 彼は普段家にいる時は何をしているんだろう。また、「あなたには関係ない」と言われるだろうか。 星魔が私の額にキスをすると、私は猫になった。「白猫なのは、何か意味があるの?」「え?」 初めて私が猫にされた時、鏡に映る自分は真っ白な猫だった。それ以降、鏡は見てないが、猫にされた時の手足やお腹など、見える部分は全部白だ。 私がネズミにされた時、...全文を読む

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美理衣&ルーゼン 第8章 指輪 10

美理衣&ルーゼン 第8章  指輪(完結)

2013.11.12 (Tue)

  パーティー会場を出る時、再びエリーゼと挨拶した。「また、いつでも遊びにいらしてね。今度はゆっくりお話ししたいわ」 エリーゼは優しく可愛らしい笑顔で言った。「弟はわがままで、傲慢で、扱いづらいけど、見捨てないであげてやってね」「……姉上」 ルーゼンが苦笑する。見捨てるなんて……。むしろ見捨てられるとしたら自分の方じゃないかと美理衣は思った。 帰りの車の中、美理衣は言った。「……なんだかジュリーさん、可哀...全文を読む

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孤独なマジシャン 第14話 「夕食」

孤独なマジシャン 現代ファンタジー (全28話完結)

2013.11.11 (Mon)

  星魔がベッドに腰を降ろした気配を感じたが、私はそのまま泣き続けた。「――桃花さん」 そっと星魔の手が私の頭に触れた。その手を振り払おうとして、自分が猫になっていることに気づいた。「やめて! 何をする気!?」 私は咄嗟にベッドの隅に逃げた。「何もしません。ただ、私はあなたがそんな風に泣いていらっしゃるのを見るのが辛くて猫に変えただけです。ごめんなさい。――それに」 星魔は話を続けた。「そうやってあなた...全文を読む

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美理衣&ルーゼン 第8章 指輪 9

美理衣&ルーゼン 第8章  指輪(完結)

2013.11.10 (Sun)

 「……分かりました。指輪はこちらです」 ジュリーは美理衣とルーゼンを連れて通用口を出た。温室らしきものがある。ジュリーはその中に二人を入れた。 温室内の背の低い木の枝に指輪はかけられていた。ジュリーは指輪を木の枝から外して美理衣に渡した。 ――私の指輪…。ずっしりとした重さを感じながら、美理衣は左手の薬指に指輪をはめた。 ルーゼンを先頭に温室を出ようとした時、一番後ろにいたジュリーが言った。「ルーゼン...全文を読む

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孤独なマジシャン 第13話 「不安」

孤独なマジシャン 現代ファンタジー (全28話完結)

2013.11.09 (Sat)

  星魔の留守中の家は平和だった。猫に追い掛け回されることもなく、小さくされて人形にすると脅されることもなく。 ただ、檻の中、何もすることはない。 今頃私の人形は、会社に行っているんだろうか。 ふと、嫌いな上司の顔を思い出した。次に、優しいけれども仕事のできない営業係長を思い出した。あと昼食の時だけ一緒に適当な会話をする同僚の女の子。こっそり社内恋愛をしている先輩。次々と会社の人の顔が浮かんでくる。...全文を読む

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美理衣&ルーゼン 第8章 指輪 8

美理衣&ルーゼン 第8章  指輪(完結)

2013.11.08 (Fri)

 「おい、こんな人が多い中をちょろちょろ動くな、探したぞ」 しばらくして、後ろからルーゼンの声が聞こえた。 思わず、左手でジュリーのルビーの指輪を握り、ドレスの後ろに左手を隠す。「……どうした? 何かあったのか?」「あの……」 一億を軽く超えるという指輪を盗られたなんて、とても言えなかった。しかも外すなと言われていたのに。「……おい、左手に何隠してる?」 だが、今後、ずっと隠し通せるものではない。それは美...全文を読む

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孤独なマジシャン 第12話 「孤独」

孤独なマジシャン 現代ファンタジー (全28話完結)

2013.11.07 (Thu)

 「あ……」 気付くと私は一人でベッドに横になっていた。人間の姿に戻っている。星魔はいない。 眠っている間に私を人間の姿に戻して――別に何かされた様子はない。彼はどこへ行ってしまったのだろう。 何も告げられず、一人檻の中に取り残され、私は不安になった。 ベッドから降り、檻の扉にそっと触れてみると扉は開いた。鍵がかかってなかった!? どうしよう。この部屋から、いやこの家から出ても、逃げられないことは分かっ...全文を読む

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2013.11.6 「ダメ子の鬱」にミリー&ルーゼン登場

★「ダメ子の鬱」2次創作

2013.11.06 (Wed)

 漫画ブログの「ダメ子の鬱」に、美理衣とルーゼンを登場させてくださいました!こちらイラストの下の漫画に美理衣とルーゼンが出てきます!ありがとうございます!その下の漫画のヘブンちゃん(「ダメ子の鬱」の主人公ダメ子ちゃんの家で飼っている猫)の漫画、「ヘブンちゃんVS起き上がり小法師」もとても可愛いのでぜひ読んで下さい!ランキング参加中です。応援クリック頂けると嬉しいです。にほんブログ村...全文を読む

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美理衣&ルーゼン 第8章 指輪 7

美理衣&ルーゼン 第8章  指輪(完結)

2013.11.06 (Wed)

 「またお会いできて嬉しいわ、ミリー様」 この前の時と同じように、真っ赤なルージュでジュリーは笑顔を見せた。 でも、もう分かっている。この笑顔は嘲りの笑いだ。「あら、今日は素敵な指輪をされていらっしゃるのね。見せて頂けないかしら?」「これは外すなと言われていますから!」「そんなことおっしゃらずに。代わりに私の一番大切な指輪をお渡しするわ。前にも言ったかしら。ルビーの中でももっとも高級なビジョン・ブラ...全文を読む

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★2次創作 読切 「パラレルワールド」(「ダメ子の鬱」より)

★「ダメ子の鬱」2次創作

2013.11.06 (Wed)

 「あ、このお茶賞味期限切れてる……。でもお茶の葉っぱって、乾燥してるし、少しぐらい切れてたって平気だよね」 ダメ子はお茶を4杯淹れてコタツへ向かった。 すでに横になっている長女のダメ美、読書をしようとしているムイミに愛読書のオカルト雑誌を無理やり見せようとするヤミホがそれぞれコタツに入っていた。――コタツの中では猫のヘブンが丸くなって眠っている。「お茶、淹れたよ」 皆で一口飲んだ。あれ……何か眠くなって...全文を読む

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孤独なマジシャン 第11話 「反抗」

孤独なマジシャン 現代ファンタジー (全28話完結)

2013.11.05 (Tue)

  昼・夜は星魔が食事を持ってきてくれた。「あの……私の等身大の人形は……?」「桃花2号さんですか? ちゃんと会社に行ってますよ。桃花さんのアパートに住んでもらっています」「普通の大きさで?」「もちろんですよ」 星魔が笑った。「桃花さん。今日も夜お邪魔して構いませんか?」「はい……」 それ以外の答えを選ぶ権利が私にあるのだろうか。 夜、ノックの音がした。反射的にビクッとしてしまう。 黒いガウン姿の星魔が入...全文を読む

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美理衣&ルーゼン 第8章 指輪 6

美理衣&ルーゼン 第8章  指輪(完結)

2013.11.04 (Mon)

 「素敵なお姉様ですね。美人なのに、笑うととても優しくて可愛くて…」 エリーゼのもとには、常にプレゼントを持った客たちが集まってくるので、美理衣とルーゼンは比較的人の少ない場所へ移動した。「それは何だ。俺と似てないとでも言いたいのか?」「え!? そ、そんなつもりじゃ……」 慌てる美理衣にルーゼンは笑った。「実際、俺は父親似だし、姉は母親似だからな。…母も美しかったが一方で可愛い一面があった」 美人で可愛...全文を読む

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孤独なマジシャン 第10話 「家の『外』」

孤独なマジシャン 現代ファンタジー (全28話完結)

2013.11.03 (Sun)

 「まあ、いいでしょう」  星魔はハンカチを畳んでポケットに入れ、私を閉じ込めた見えない箱を再び棚が見えるように持ち上げた。「何……?」「覚えておいてください。次に逃げ出そうとするとあなたもこの棚のどこかに並ぶことになること、逃げ切るのはありえないこと。そして、この人形たちに感情があるとすれば、きっと、皆、あなたのことを『なぜ彼女だけ人形にならずに済むのか』と恨んでいるだろうということ」 そう言って星...全文を読む

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★2次創作 読切!「進路資料室にて」(「ダメ子の鬱」より)

★「ダメ子の鬱」2次創作

2013.11.02 (Sat)

 「いや……誰か来る……」「誰も来ないよ、昼休みの進路資料室なんて。本当に嫌なら俺の腕から逃げ出したらいい」 短い沈黙。「ほら、逃げ出さない。――キスだって」「あ……んん……っ!」 さっきよりは長い沈黙の後、女子生徒の少し荒い息遣いが聞こえた。「奈江ちゃんってミエの友達なんだろ? ずっと可愛いと思ってたんだ」「そんなこと……誰にでも言ってるんでしょ?」「言ってないよ。好きな子にしか」「だって、ミエとだって付き合...全文を読む

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Sha-La

Author:Sha-La
普段はうつ病カテに棲んでいます。。。

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