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★短編集3~10話までの作品(完結)

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「★短編集11~30話までの作品(完結)」
奴隷になった娘 異国系物語(全19話完結)
奴隷になった娘 2
翌日、父が言った。
「今日は給料日だ。たまには隣の街で美味しい食事でもしよう」
クレアはこの村から出たことがなく、隣の街など行ったことがなかった。隣の街は生地でも衣服でも本でも宝石でもなんでもある街らしい。
「でも、お父様、お母様の病気のためにもお金は貯めておいたほうがいいんじゃ…」
そう言うクレアの頭を父親は優しく撫でた。
「たまに美味しい食事をするくらいなら大丈夫だ。妻も栄養を摂れば元気になる」
馬車で隣の街へ向かうにつれ、人通りや街並みが華やかになってくる。
クレアは初めて見る新しい世界に目を輝かせた。
見たこともないような立派な作りの店の前で馬車が止まった。どうやらここが食堂らしい。
馬車を降りた3人に1人の男が声かけた。
「これは偶然ですな、スレドご夫妻とクレア」
振り返ると昨日家にやってきた男がいた。
「今からご昼食ですか? よければご一緒しましょう。私が支払いますので」
「いえ、そんな、ザーキ様。お支払いなんて、とんでもありません」
父が断った。男はザーキ様というらしい。
「そうおっしゃらずに。これも何かの縁ですから」
そう言ってザーキは食堂のドアを開け、3人を中に入れた。
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一応、コメント1件もしくは拍手2つ以上が付いたら、
「読んでもらったもの」と判断して続きをアップします。
なので拍手でいいので、拍手下さい(笑)
作者より
美理衣&ルーゼン第6章「狙われた水晶の女神像」、本編たくさん拍手いただき
ありがとうございました。
えー…。番外編も読んでいただけると嬉しいです…。
「今日は給料日だ。たまには隣の街で美味しい食事でもしよう」
クレアはこの村から出たことがなく、隣の街など行ったことがなかった。隣の街は生地でも衣服でも本でも宝石でもなんでもある街らしい。
「でも、お父様、お母様の病気のためにもお金は貯めておいたほうがいいんじゃ…」
そう言うクレアの頭を父親は優しく撫でた。
「たまに美味しい食事をするくらいなら大丈夫だ。妻も栄養を摂れば元気になる」
馬車で隣の街へ向かうにつれ、人通りや街並みが華やかになってくる。
クレアは初めて見る新しい世界に目を輝かせた。
見たこともないような立派な作りの店の前で馬車が止まった。どうやらここが食堂らしい。
馬車を降りた3人に1人の男が声かけた。
「これは偶然ですな、スレドご夫妻とクレア」
振り返ると昨日家にやってきた男がいた。
「今からご昼食ですか? よければご一緒しましょう。私が支払いますので」
「いえ、そんな、ザーキ様。お支払いなんて、とんでもありません」
父が断った。男はザーキ様というらしい。
「そうおっしゃらずに。これも何かの縁ですから」
そう言ってザーキは食堂のドアを開け、3人を中に入れた。
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作者より
美理衣&ルーゼン第6章「狙われた水晶の女神像」、本編たくさん拍手いただき
ありがとうございました。
えー…。番外編も読んでいただけると嬉しいです…。
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- 奴隷になった娘 3 (2013/09/11)
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- ジャンル:[小説・文学]
- テーマ:[自作小説(ファンタジー)]
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