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美理衣&ルーゼン 第9章  3人の囚人(完結)

第9章 3人の囚人 1

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 美理衣はルーゼンの寝室で朝食を頂き、ルーゼンの部屋に出た。

「おはようございます…」

 ルーゼンは電話中のようだったので、邪魔にならない程度に声を小さくして挨拶する。
 珍しく、慌てたようにロウが走り寄ってきた。

「ミリー様、今しばらく寝室でお待ちください――」

 ロウの言葉より一瞬早く、ルーゼンの声が低く響いた。

「2人の目の前で、1人を殺せ」
「え……?」

 物騒な言葉に身体が固まる。ルーゼンが美理衣の姿に気づいた。

「――待て。後でかけ直す」

 そう言ってルーゼンは電話を切った。

「あの…今のは…?」
「お前には関係ない。自室へ行け」

 ルーゼンが言った。
 2人の目の前で1人を殺せ…。合計3人ということだ。3人組…美理衣には覚えがあった。

「あの……私を誘拐した人たちのことですか……?」
「だから、お前には関係ないと言ってるだろう!」
「私を誘拐した人たちだったら、私に関係あるじゃないですか! 水晶の女神像を奪おうとした人たち!」

 ルーゼンがため息をついた。

「だったら何だ」
「何も殺さなくても! 私怪我一つしませんでした!」
「それは、俺が、お前に手出しを加えたら女神像を破壊すると脅したからだろう!」
「でも、結果的に怪我一つなくて!」

 美理衣にはルーゼンが「殺せ」などと簡単に命令しているのが怖く感じられた。

「裁判とかしないんですか!? ルーゼン様が1人で他人の生死を決めるんですか!?」
「――裁判はあるが、ここでは国王である俺が法だ。いい加減、慣れろ」
「だったら、裁判で……!」
「そもそも、お前を誘拐したとか怪我させた、させなかったということで殺すんじゃない。吐かせるために殺すんだ」
「え……? どういう意味ですか……?」

 美理衣にはルーゼンの言っている意味が分からなかった。

「じゃあ、説明してやる。座れ」
「ルーゼン様、まだ16歳でいらっしゃるミリー様にお話しなさるのはどうかと……」

 ロウが口を添えた。

「16だろうが俺の妃だ。俺のやり方を知ってもらわないと困る」

 そう言ってルーゼンはソファーに座ったので、美理衣も向かいに座った。





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一応、コメント1件もしくは拍手2つ以上が付いたら、
「読んでもらったもの」と判断して続きをアップします。
なので拍手でいいので、拍手下さい(笑)

作者より
ロウの恋愛、最後まで読んでいただけたでしょうか?
(拍手1つだったので、そっちが気になる)
今回はなかなか重い話です。
比較的長い章でもあります。
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