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美理衣&ルーゼン 第9章  3人の囚人(完結)

第9章 3人の囚人 6

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「あの……水晶の女神像のことで知っていることを教えて下さったら、もう拷問なんてしませんし、殺したりもしません」

 冷静に話をしてみたつもりだったが、ロウが声を上げた。

「ミリー様! この男たちを生かしておくかどうかはルーゼン様次第です。ミリー様がご判断できることではございません」
「え!? 話しても殺されるんですか!?」

 思わず大きな声で聞き返してしまった。普通の声でも聞こえるくらいだ、3人の囚人にもはっきり聞こえただろう。

「それはルーゼン様次第でございます」
「じゃあ、ルーゼン様と電話させて下さい!」

 ロウが携帯を取り出し、電話をかけた。
 代理という執事が出たようだ。

「私です。ルーゼン様につないで下さい」

 すぐにルーゼンとつながった。

「有給休暇中の奴がどうした?」

 電話口からルーゼンの声が漏れ聞こえた。

「いえ、私ではなく、ミリー様がお話ししたいと。代わります」

 ロウは携帯電話をミリーに渡した。

「あの……美理衣です」
「どうした。もう降参か?」
「違います! あの……3人の方は、ちゃんとお話して下さったら、解放されるんですよね?」

 美理衣が電話で話している声も3人の囚人たちに聞こえているはずだ。しばらく沈黙が流れた。美理衣は不安になる。

「話した内容によるな。例えば、バックに誰かがついているなら、解放したらそいつのところに戻るだろう。そうなると解放はできない」
「でも! 話してくれたら、命は助けて下さいますよね!」

 思わず、また大声になってしまう。

「お前に危害を加えた奴だからな。もともと何らかの処罰は受けさせるつもりだったが」
「そんな! 私危害なんて加えられていません! 怪我一つしていません!」
「分かった。お前がそこまで言うなら、3日以内に吐かせれば誰も殺しはしない」
「ありがとうございます!」

 礼を言って、美理衣は電話を切った。




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一応、コメント1件もしくは拍手2つ以上が付いたら、
「読んでもらったもの」と判断して続きをアップします。
なので拍手でいいので、拍手下さい(笑)

作者より
王妃の割に実権のない美理衣(笑)
かなりの君主制の国なんです。
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~ Comment ~

NoTitle

おはようございます。
王様信長タイプなのかなw
自分の信念は曲げないようにしないと、寝首を描かれるというのは昔からの定番なんですけどねw
美理衣に頑張ってほしい反面。
王様の肩を持ちたくなってしましいますw
ではでは!

ヒデ王様

こんにちは。
信長タイプ…なるほどいい線行ってますね。
本来は「鳴かぬなら殺してしまえ」の人なんですが、
美理衣には甘いというw
惚れた弱みでしょうか?w

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