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 ←キンセイから来た人 第7話(ラブコメ・ファンタジー・全10話予定) →連載の途中ですが、ブログタイトルかえました。(再々)
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「★短編集3~10話までの作品(完結)」
キンセイから来た人(SFラブコメ) (全10話完結)

キンセイから来た人 第8話(ラブコメ・ファンタジー・全10話予定)

 ←キンセイから来た人 第7話(ラブコメ・ファンタジー・全10話予定) →連載の途中ですが、ブログタイトルかえました。(再々)
エフィムはマカルの強い勧めにより、私のベッドに横たわった。

「お風邪を召されたのかと存じますが……。薬草などのご用意もなく申し訳ございません」
「よい。暁美よ。何か喉に通りやすくて温かい食べ物を用意してくれぬか」
「あ、はい」

 台所に行こうとした私をマカルが止めた。

「陛下! 祖国から遠く離れたこのような場所で何が入っているか分からないようなものをお召し上がりになってはなりませぬ! ただでさえご体調がよろしくないというのに!」

「構わぬ。私は暁美が作ったものを食べてみたい」
「陛下!」
「構わぬと言っておろう!」

 病人とは思えない強い口調で言い放ち、エフィムはベッドの中から私を見上げた。

「頼むぞ、暁美」
「は、はいっ」

 今度はマカルに止められる前に部屋を出た。
 喉に通りやすく温かい……やはりお粥だろうか。
 マカルも朝食を食べるだろうから、私を含めて3人分の粥を作り、その間に風邪薬を探して、できあがった粥と共にエフィムとマカルのところへ持っていった。

「熱いのでお気をつけて」

 二人に粥の入ったお碗を渡そうとすると。

「まずは私がお毒見をさせていただく」

 と、マカルがトレイから一つお碗を取った。毒など入れていないのに……。 

「…………。これは温かく、柔らかく、甘さもあり、美味なる食べ物……。毒はなさそうだ。陛下もお召し上がりくださいませ」

 マカルがそう言い、私はベッドに上半身を起こしたエフィムにもお碗を渡した。エフィムは両手でお碗を受け取おお、これはなんとも美味なるもの。気に入った」

二人は私の作った粥を気に入ってくれたらしく残さず食べてくれて私は嬉しかった。ただ、用意した風邪薬は「何が入っているか分からないから」とマカルに止められてしまった。

 食べ終わった食器を洗っていると、何やら私の部屋から口論する声が聞こえてきた。
(なんだろう……)
 そう思いながらも食器を洗い続けているとマカルが部屋から出て私のところにやってきた。

「暁美殿。大変世話になった。陛下のご体調がすぐれないため、今日の夜には祖国へ帰る予定だ」
「え……? もう……? 船か飛行機か分からないけど、体調が悪いなら安定するまでじっとしていたほうが……」
「そのような乗り物よりも、もっと安全で高速の乗り物を用意している。暁美殿のご心配には及ばぬ」

 そう言って、マカルは私の手から洗いかけの食器を取り上げた。

「陛下が暁美殿にお会いしたいとのこと。後片付けは私がいたす。暁美殿は陛下のもとへ参れ」
「あ……はい」

 私は手を洗い、エフィムのいる自分の部屋へ向かった。



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作者より
早朝に目が覚めて更新したせいか、ミスが多くて申し訳ありません。
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