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「★短編集11~30話までの作品(完結)」
神崎司 Episode 0       (全12話完結)

神崎司 Episode 0 第6話(霊の見える俺様系物語)

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 彩乃の瞳はキラキラ輝いていた。涙を流した後だったからかもしれない。
 俺は彩乃を俺の前の席に座らせた。

「お前さ、男と付き合うってどういうイメージ持ってる?」
「え……? 一緒にお昼ご飯食べたり、人ごみでは、手を……つないだり、休日に遊園地に遊びに行ったり、夏には二人で浴衣着て花火大会へ行ったり……」
「悪いけど、男の場合は違うんだよ」

  俺は立ち上がり、前の机に彩乃の上半身を押し倒した。そしてキスをする。

「こうやってキスしたり――」
「やめて! 離して! 司くん!」
「こうやってボタンを外して」

 俺は彩乃の夏服のボタンを一つ一つ外していった。
 ブラジャー姿があらわになる。

「いやっ! お願い! やめて!」
「さらにこうやって――」

 スカートをまくり上げ、柔らかな太ももの間に肌を添わせた時だった。

「私、巫女になるの!」
「…………は?」

 一瞬、言葉の意味が分からず、俺は動きを止めた。その隙に彩乃は起き上がり、俺から一歩離れて乱れた制服を整えた。

「私の父は神社の神主なの。私はそこで巫女になりたいの。巫女は……その……処女じゃないとなれないから……」

 真っ赤なままうつむいて彩乃はそう言った。

「だから……司くんが求めているのがそういうことなら……。やっぱり私たち付き合えないね……」
「お前は……それでいいのか? 男と付き合うことなく巫女になるのか?」
「巫女は神様の使いだから。それでいいの」

 彩乃は少し寂しそうに微笑んだ。
 同じように霊感を持ちながら、ただ漠然と生きている俺。
 一方で彩乃は、ちゃんとそれを活かして将来の夢を持っているのか。
 なんだか、俺一人、取り残されたような気がした。
 いや、俺には将来の夢なんてないけど、彩乃には夢を叶えて欲しい。そう思った。

「分かった。俺たち付き合おう。Hとか体の関係なしで。お前が巫女になるまで、お前の体は俺が守ってやる」

 それから俺たちは「清く正しく」……厳密に言えば、キスはしたり、多少触ったりといちゃついたりはしたが、体を交えることなく付き合うようになった。
 もっとも、寸止めで切り上げられるのは実に辛い。
 ちょうど、成瀬美奈の大学生の彼氏が浮気しているとかなんとかで、彩乃とは逆に成瀬とは体だけの付き合いをすることになった。
 彩乃は恐らく気づいていたのだろうが何も言わなかった。




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作者より
大人の話になってきました…。
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