FC2ブログ

スポンサー広告

スポンサーサイト

 ←神崎司 Episode 0 第9話(霊の見える俺様系物語) →神崎司 Episode 0 第11話(最終話まで一挙掲載)
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


もくじ  3kaku_s_L.png 未分類
もくじ  3kaku_s_L.png 詩のようなもの
もくじ  3kaku_s_L.png バトン
もくじ  3kaku_s_L.png 作者より
  • 【神崎司 Episode 0 第9話(霊の見える俺様系物語)】へ
  • 【神崎司 Episode 0 第11話(最終話まで一挙掲載)】へ
  • TB(-)|
  • CO(-) 
  • Edit

「★短編集11~30話までの作品(完結)」
神崎司 Episode 0       (全12話完結)

神崎司 Episode 0 第10話(最終話まで一挙掲載)

 ←神崎司 Episode 0 第9話(霊の見える俺様系物語) →神崎司 Episode 0 第11話(最終話まで一挙掲載)
 下校はいつも女子たちと帰っていたが、今日はなんとなく一人になりたくて俺は夕方まで図書室に残っていた。
 駅に向かい、ふと、駅の向こう側にも小さな道が続いていることに気がついた。なんとなく歩いてみる。ただの古くからの住宅街のようだ。面白いものはないか。――いや、そこには小さな神社があった。

 民家に紛れるようにあったその神社は「水龍神社」……聞いたことのない名前だ。
小さな鳥居をくぐり、冷たい水で手と口を清める。中もこじんまりとした小さな建物で、他に参拝客らしき人もいない。

 ――誰もいないのか……? 本殿らしき建物へ向かうと、中から神主らしき男性が出てきた。ニコニコと微笑んでいる。まだ30代半ばくらいだろうか。神主というともっと年配の人をイメージしていたので少し驚いた。
 だが、そんなことよりも、俺が一番目を奪われたのは、その男をかばうように包み込む銀色の霊だった。
 こんな美しい霊は見たことがない。悪意を感じさせることはない穏やかな霊。

「これはこれは、初めまして。どうも君には私の守護霊が見えているらしい」

 神主はニッコリと微笑んでそう言った。後ろの霊も併せて微笑んだように見えた。

「あんた……いったい何者だよ!?」

 俺が大声を上げたと同時に、こいつの後ろの霊の「顔色」が変わった気がした。と、思う間もなく、俺の体はひっくり返り、地面に打ち付けられた。

「すまないねえ。私の守護霊は言葉遣いに少々厳しいようで」

 俺をひっくり返すのに、神主は一歩も体を動かさなかった。これは霊の仕業だ。

「なんなんだよ!」

 体が動かず、不本意ながら仰向けに倒れたまま怒鳴るように問う。

「君はその力を持て余し、困っている。そうだね?」
「…………ああ」
「君さえよければ、その力をコントロールできるように訓練することもできる」

 そう言って神主は俺の手を取り、軽々と起き上がらせた。



面白かったよ!って思ってくださったら下のランキングバナーをクリックしていただけると嬉しいです。


にほんブログ村 小説ブログ ファンタジー小説へ
にほんブログ村

作者より
9話で打ち切る予定が、続きを読みたいとおっしゃってくださった方がいらっしゃったので、最終話まで一気にアップします(笑)
関連記事


もくじ  3kaku_s_L.png 未分類
もくじ  3kaku_s_L.png 詩のようなもの
もくじ  3kaku_s_L.png バトン
もくじ  3kaku_s_L.png 作者より
  • 【神崎司 Episode 0 第9話(霊の見える俺様系物語)】へ
  • 【神崎司 Episode 0 第11話(最終話まで一挙掲載)】へ

~ Comment ~

管理者のみ表示。 | 非公開コメン卜投稿可能です。
  • 【神崎司 Episode 0 第9話(霊の見える俺様系物語)】へ
  • 【神崎司 Episode 0 第11話(最終話まで一挙掲載)】へ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。