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 ←神崎司 Episode 0 第11話(最終話まで一挙掲載) →デス・フィアンセ~死神の婚約者 第1話
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「★短編集11~30話までの作品(完結)」
神崎司 Episode 0       (全12話完結)

神崎司 Episode 0 第12話(最終話まで一挙掲載)

 ←神崎司 Episode 0 第11話(最終話まで一挙掲載) →デス・フィアンセ~死神の婚約者 第1話
 大学生になった俺は相変わらず複数の女と付き合って遊んでいた。
 また、サングラスをかけるようになったのもこの頃からだ。
 サングラス越しだと見える霊の数が激減する。
 歳を重ねるにつれ、見える霊の種類が増えてきた俺は、サングラスで余計な霊をシャットアウトしていた。

 今日も水流神社に訪れる予定だった。だが、駅前のロータリーで奇妙なものを見かけた。
 俺の母校の制服を着ている女子高生が大量の下級霊を引きずっている。
 なんだあれは。下級霊を飼っているのか? ファッションなのか?
 そんなに悪意の持った霊はなさそうだったが、あれだけたくさん引きずっていたら、身の回りに多少の影響は出るだろう。俺は声をかけてみることにした。

「ちょっと、そこの彼女」

 俺の声が聞こえたはずだが、その女子高生はうつむいたまま通り過ぎようとした。

「おい! 聞こえてんだろ!」

 女子高生の肩を掴むと、肩に載っていた低級霊が逃げ去った。
「何するんですか! 大声出しますよ!」
「すでに十分大声なんだよ、お前は!」

 咄嗟に言い返し、サングラスを外した。
 女子高生の名前は藤原美玲らしい。下級霊たちがそう呼んでいた。
 グダグダと抵抗されつつも全ての霊を祓い、俺は富永神主が言っていたように、手帳に自分の名前と念の為に携帯の番号やメールアドレスを書いて藤原美玲に渡した。

「俺の名前、持ってるだけでも下級霊の中でも下っ端の奴は近寄ってこれないから。お守り替わりに持っていろ。また、肩こりや頭痛がしたら、下級霊の仕業の線が強いから、俺に連絡しろ」

 恐る恐るといった感じで受け取ったメモを握り締めながら彼女が訊いた。

「神崎さんは……何者なんですか?」
「俺は人に付いてる霊が見えるだけの普通の大学生。藤原美玲、気をつけて帰れよ。電車の中でも下級霊がくっついてきそうだからな。じゃあな」

 それにしてもあんなに霊を引きずっている人間など見たことがない。
 霊感があれば、霊も寄ってきやすいが、霊感が強ければ霊に気づき、追い払うだろう。彼女には霊感はなさそうだった。
 まあ、何かあったら連絡してくるだろう。
 その時は気楽にそう思っていたが、その後、彼女との出会いが俺の人生までも変えることになるとは考えもしなかった。




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