FC2ブログ

スポンサー広告

スポンサーサイト

 ←デス・フィアンセ~死神の婚約者 手直し中 →デス・フィアンセ~死神の婚約者 第6話
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


もくじ  3kaku_s_L.png 未分類
もくじ  3kaku_s_L.png 詩のようなもの
もくじ  3kaku_s_L.png バトン
もくじ  3kaku_s_L.png 作者より
  • 【デス・フィアンセ~死神の婚約者 手直し中】へ
  • 【デス・フィアンセ~死神の婚約者 第6話】へ
  • TB(-)|
  • CO(-) 
  • Edit

デス・フィアンセ~死神の婚約者

デス・フィアンセ~死神の婚約者 第5話

 ←デス・フィアンセ~死神の婚約者 手直し中 →デス・フィアンセ~死神の婚約者 第6話
 放課後、輝夜は恐ろしく感じる気持ちを押し殺し、英語科準備室に入った。
 他の英語の教師は、皆、谷本先生の通夜へ向かったのか留守だった。

「月影さん、そのダンボールをこっちに持ってきてくれますか?」

 紫仙が言い、輝夜はそれに従って、入口の前に置いてあったダンボールを紫仙の方へ運んだ。

「ありがとう」

 だが、輝夜はそれには答えずに言った。

「あなた……死神ですよね?」

 紫仙がニヤリと笑った。

「いかにも――」

 そう言って、紫仙は突然全身黒マント姿の死神に変身した。
 悲鳴を上げそうになるのをこらえて、輝夜は訊ねた。

「人間の姿にもなれるんですか?」
「我々はどんな姿にもなれる。例えば――」

 死神が高校の男子生徒の姿に変身し、それを見て思わず輝夜は息を飲んだ。その姿は、輝夜が片思いしている男子テニス部の藤野先輩の姿だった。

「この姿なら、俺との結婚を受け入れるか?」

 藤野先輩の姿のまま、死神は輝夜の左手を取り、薬指に黒く輝く石の入った指輪をはめた。

「婚約指輪だ。これをつけている限り、他の死神から狙われることもない」

 婚約指輪…。先輩の顔で、声で、そんなことを言われるとドキドキしてしまう。
 でも違う。これは先輩じゃなくて死神だ。

「指輪なんていりません!」

 輝夜が外そうとするがその指輪は外れなかった。

「死神の指輪は、俺か他の死神しか外すことはできない。また、その指輪が見える者も死神と指輪をつけている本人だけだ」
 
 そう言って、死神は紫仙先生の姿に戻った。

「それなら、校則違反にもなるまい」

 教師らしく紫仙姿の死神ははそう付け加えた。

「……どうして、私のクラスの担任になったんですか?」
「お前が俺から逃げ出さないように。昨日のように自殺しないように。元の担任を事故に遭わせて俺が担任になるよう仕向けた」

 輝夜は驚愕のあまり声が出なかった。

「谷本先生が死んだのは…まさか…」

 聞きたくなかったが、自分が聞かなければいけない気がした。

「俺が殺した。それが俺の仕事だ。いずれにせよ、次の休日に家族でドライブして家族もろとも死ぬ運命だった。家族が助かっただけでも感謝してもらいたいくらいだ」 

紫仙の姿をした死神は淡々と答えた。

「何も……! そんなことで殺さなくても……!」
「今後も、お前が俺を拒み、俺から逃げようとするたびに、誰かを殺す。それを覚えておけ」

 輝夜の背筋がゾッと寒くなった。

「言っただろう。2ヶ月後には、お前の方から俺の花嫁になりたいと懇願することになるだろうと」
「あなたの花嫁になんて、絶対ならない!」

 輝夜は大声で叫び、英語科準備室を飛び出て、小走りにまっすぐ帰宅した。振り返ることすらできなかった。怖かったので昨日の近道は通らず、普通の遊歩道を歩いた。




面白かったよ!って思ってくださったら下のランキングバナーをクリックしていただけると嬉しいです。


にほんブログ村 小説ブログ ファンタジー小説へ
にほんブログ村

一応、コメント1件もしくは拍手2つ以上が付いたら、
「読んでもらったもの」と判断して更新します。
なので拍手でいいので、拍手下さい(笑)

作者より
手直ししてこれかい、という感じですがこれです…(´・ω・`)
次回以降も少し手直ししていきます。
関連記事


もくじ  3kaku_s_L.png 未分類
もくじ  3kaku_s_L.png 詩のようなもの
もくじ  3kaku_s_L.png バトン
もくじ  3kaku_s_L.png 作者より
  • 【デス・フィアンセ~死神の婚約者 手直し中】へ
  • 【デス・フィアンセ~死神の婚約者 第6話】へ

~ Comment ~

管理者のみ表示。 | 非公開コメン卜投稿可能です。
  • 【デス・フィアンセ~死神の婚約者 手直し中】へ
  • 【デス・フィアンセ~死神の婚約者 第6話】へ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。