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デス・フィアンセ~死神の婚約者

デス・フィアンセ~死神の婚約者 第11話

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 放課後の補習後、紫仙は車で輝夜を家まで送ろうとしてくれた。輝夜は最初は遠慮したものの「遅くなったから」と紫仙が主張し、輝夜も素直に送ってもらうことにした。
 助手席に座っていると……なんだか前の方が混雑している。紫仙は車を停めた。

「事故だな。妊婦が運転中に電柱とぶつかって母子もろとも死にかけている」
「見えるんですか!?」
「見えないが、それくらいは分かる」
「助かるんですか!?」
「救急車は呼んでいるようだが……病院に着くまでに間に合わないだろう」

 紫仙はあくまで淡々と話す。

「ロード、助けて……あげられないんですか? お母さんも子どもさんも……」
「それは俺の仕事じゃない」
「そんな……!」

 輝夜は自分の指にはめられた指輪を見た。

「……この指輪には、死神と同じ能力があるんですよね? ということは、ロードが私にしてくれたような、治癒能力とか、死にかけてる人を助ける能力とかもあるんですよね?」
「…………」

 ロードは無言だ。無言なのは肯定の印と受け止めた。
 輝夜は車を降り、渋滞している先頭車両へ向かった。

「おい! 勝手なことをするな!」

 ロードの声が聞こえるが、輝夜は無視して前へと進んだ。
 道から外れて、電柱に激突した車を発見した。運転手の妊婦はまだ中にいるままのようだ。
 ドアをこじ開けようとすると、破損した車の上に黒いマント姿の男が立った。死神だ。

「なんだ、お前は? これは俺の獲物だ。手を出すな!」
「でも! でも! まだ助けられるんですよね!?」
「助ける? そんな馬鹿なことをするわけないだろう」

 死神は笑った。

「死者を無の世界へ連れて行けば行くほど、階級は上がる。一方、死にかけている人間を救おうなどとすると、その瀕死状態の分のエネルギーの代わりに自分の生命エネルギーを分け与えなければならない。誰がたかが人間のために、生命エネルギーを分けてやると言うんだ」
「そんな……!」
「お前の指輪の力がどんなものか知らんが、妊婦とその赤ん坊の二人分の生のエネルギーを与えられるほどの力はあるまい。むしろ救おうなんかしたら、自分のエネルギーまでも消費して共倒れになるだろう」
「でも……!」

 さらにドアをこじ開けようとした輝夜の肩が掴まれた。振り返ると紫仙姿のロードだった。




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作者より
壁|ω・*)コソッ… お久しぶりです…。
更新してみました…。
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