FC2ブログ

スポンサー広告

スポンサーサイト

 ←デス・フィアンセ~死神の婚約者 第14話 →デス・フィアンセ~死神の婚約者 第16話
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


もくじ  3kaku_s_L.png 未分類
もくじ  3kaku_s_L.png 詩のようなもの
もくじ  3kaku_s_L.png バトン
もくじ  3kaku_s_L.png 作者より
  • 【デス・フィアンセ~死神の婚約者 第14話】へ
  • 【デス・フィアンセ~死神の婚約者 第16話】へ
  • TB(-)|
  • CO(-) 
  • Edit

デス・フィアンセ~死神の婚約者

デス・フィアンセ~死神の婚約者 第15話

 ←デス・フィアンセ~死神の婚約者 第14話 →デス・フィアンセ~死神の婚約者 第16話
 翌朝、まだ眠っている時、輝夜は唇に何か冷たいものが触れた気がした。

「心配かけたな。輝夜――」

 そしてロードの声が聞こえたような気がした。

「――えっ!?」

 驚いて輝夜は飛び起きた。
 だが、部屋には誰もいない。
 夢だったのか……。いや、でも……。
 カーテンを開いて窓の下を見た。家の前に止められていた紫仙の車がなくなっていた。
 夢じゃない!
 まだ、朝早かったが、輝夜は急いで学校へ行く支度をした。

だが、紫仙先生は今日も休みだった。これで3日連続の休みだ。
クラスの女子の一部が自宅に会いに行こうかなどと相談しているのが聞こえた。
そう言えば……あの人はどこに住んでいるんだろう。

「輝夜――」 

 部活後の帰り道、後ろから名前を呼ばれ、輝夜はハッと振り向いた。
 全身黒いマントに覆われたロードだった。
「心配をかけたな。一昨日呼んでくれた時も行けなくてすまなかった」
「もう、大丈夫なんですか……?」
「人間の姿のまま長時間いるのはまだ無理だから、今日も学校は休んだが。だが、こうして結界を張れる程度には回復した」
 気がつけば、一本道のはずの帰り道だが、道は見えなくなり、輝夜とロードの周りを霧のようなものが取り囲んでいた。
「この結界で、他の人間には俺とお前の姿が見えていない」
 ロードはそう言った。
「妊婦と胎児は…特に胎児は、これから生まれてこようとする生のエネルギーが非常に強い。死にかけている妊婦と胎児の二人を救った分、俺のエネルギーまで持って行かれた」
「私のせいで……ごめんなさい……」
「お前のせいじゃないし、お前を責めているわけじゃない」

 そう言ってロードは輝夜の頬に手を伸ばした。だが、輝夜の頬に骨だけの手が触れ、輝夜はその冷たくて細く硬い感触に、思わず顔を背けてしまった。

「お前が慣れるまでは、人間の姿の方がいいようだな」

 ロードは苦笑して紫仙の姿になった。
 紫仙が輝夜の頬に触れた手も冷たかったが、輝夜はそれを心地よく感じられた。




面白かったよ!って思ってくださったら下のランキングバナーをクリックしていただけると嬉しいです。


にほんブログ村 小説ブログ ファンタジー小説へ
にほんブログ村
一応、コメント1件もしくは拍手2つ以上が付いたら、
「読んでもらったもの」と判断して更新します。
なので拍手でいいので、拍手下さい(笑)

作者より
加筆訂正を考えています。
いったんアップしますが、連絡なく変更がある場合がるかもしれません。
ご了承ください。
関連記事


もくじ  3kaku_s_L.png 未分類
もくじ  3kaku_s_L.png 詩のようなもの
もくじ  3kaku_s_L.png バトン
もくじ  3kaku_s_L.png 作者より
  • 【デス・フィアンセ~死神の婚約者 第14話】へ
  • 【デス・フィアンセ~死神の婚約者 第16話】へ

~ Comment ~

管理者のみ表示。 | 非公開コメン卜投稿可能です。
  • 【デス・フィアンセ~死神の婚約者 第14話】へ
  • 【デス・フィアンセ~死神の婚約者 第16話】へ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。