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デス・フィアンセ2

デス・フィアンセ2 第8話

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「明日は学校に来れそうか?」

 紫仙が訊ねた。

「はい。でも……放課後は部活も休んで広美のお見舞いに行こうと思ってて……」
「そうか…。――じゃあ、ここで」

 紫仙は自分の右手で輝夜の顔を上げさせ、そっと唇を重ねてから、ふっと姿を消した。
 いつもの冷たい唇だったが、輝夜は少し心が温かくなったのを感じた。


 翌日の放課後、輝夜はテニス部を休んで、再び広美のお見舞いに行った。

「輝夜!」

 そう言ってニッコリと笑った広美は、事故の翌日に見舞いに来た時よりも顔色もいい気がした。
 前回の見舞いの時には話せなかったお互いの近況などをひとしきり話した後、輝夜が言った。

「広美……。前に2人とも即死だったから痛みも恐怖もなかったと思うって言ってたじゃない?」

 広美の表情が少し曇った。

「うん……」
「私ね、思ったんだけど、琴子も優子もとてもいい子だったじゃない? だからきっと神様が二人が苦しまないようにって、あえて即死にしてくれたんだと思う」

 もっとも、神様は神様でも死神だったが。

「あと、優子のお母さんが言ってたんだけど、二人が亡くなっても、広美と私が生きているのは、二人の分も広美と私が生きて欲しいってことだって。そう思うことにしよう?」
「……うん、そうだね。私も私だけ生き残った意味をずっと考えてたんだけど…。きっと二人の分も私たちがしっかり生きろってことなんだよね」

 広美はいつもの笑顔を見せてくれて、話を続けた。

「今回のことで、もし神様がいるならとても残酷な人なんだと思ったけど……。でも、輝夜の話を聞いたら案外優しいのかもって思った」

 そう言って広美はくすっと笑った。

「今日は学校帰りなのにわざわざ来てくれてありがとう! 私、もう、自分のせいだって考えないようにする。だから輝夜も用事で来られなかったこと、責めないでね?」
「……うん。分かった。ありがとう」

 広美がたまたま後部座席だったことと、自分がロードに言われて遊園地へ行かなかったこととはまた違う。自分だけロードに守られて、遊園地へ行かなかったことがチクリと輝夜の胸を刺したが、広美が元気になってくれるならそれでいい。輝夜も広美に笑顔を見せた。




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作者より
次回、新キャラ登場か?
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